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「住まい」のコラム

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2025年 中古マンションの売り時はいつ?売却するタイミングを解説

2025.3.2
中古マンションの売り時はいつ?売却するタイミングを解説

マンションを売るタイミングに悩んでいませんか?「今が売り時なのか」「もう少し待った方がいいのか」と迷う方も多いでしょう。特に2025年は、不動産市場の動向や金利の影響を考えると、売却を検討するのに適した時期です。本記事では、マンションの売り時を見極めるポイントや、売却を成功させるための戦略を詳しく解説します。

2025年マンションの売り時である理由

①住宅価格の高止まりが続く可能性

近年、不動産価格は上昇傾向にあります。特に都市部では、新築マンションの価格が高騰しており、その影響で中古マンションの需要も高まっています。2025年もこの流れが続く可能性があり、高値での売却が期待できます。

②金利上昇のリスク

住宅ローンの金利は歴史的に低水準ですが、今後は金利が上昇する可能性があります。金利が上がると、買い手の住宅購入意欲が低下し、不動産市場が冷え込む可能性があります。2025年のうちに売却することで、良い条件で売るチャンスを逃さずに済みます。

③築年数が価格に影響を与える

中古マンションの価格は築年数によって変動します。特に築10年~20年のマンションは人気がありますが、それ以上古くなると価格が下がる傾向にあります。売却を考えている方は、できるだけ早めのタイミングで動くことが大切です。

④2025年問題(人口減少の影響

日本では人口減少が進んでおり、今後は住宅需要の減少が懸念されています。特に地方のマンションは買い手が減る可能性があるため、早めに売却することが得策です。

2025年は、中古マンションを売却する良いタイミングです。不動産市場の動向、金利の変動、築年数の影響などを考慮し、最適な時期を逃さずに売却を検討しましょう。

マンションの売却価格は築年数でどう変わる?最適なタイミングで売ろう

中古マンションを売却する際、築年数は価格に大きな影響を与えます。「築年数が古くなると売れにくいのか?」「築何年が売り時なのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。ここでは、築年数と売却価格の関係を詳しく解説します。

築年数とマンション価格の一般的な傾向

マンションの価格は、新築時をピークに築年数が経つにつれて下がっていきます。一般的には、築10年までは比較的価格が安定しており、その後20年、30年と経過するごとに下落幅が大きくなる傾向があります。

● 築5年〜10年:高値で売却しやすい

築5年〜10年のマンションは、設備が比較的新しく、外観や共用部分の劣化も少ないため、買い手にとって魅力的な物件です。特に築5年以下の物件は市場に出回る数が少なく希少性が高いため、成約につながりやすい傾向にあります。また、築年数が浅いことで建物の資産価値も比較的高く、新築時の購入価格に近い金額で売却できる可能性があるのも大きなメリットです。

一方で、築5年以下のマンションを売却する場合は、税金面で注意が必要です。マンション売却時に利益(譲渡所得)が発生すると、所有期間に応じた税率が適用されます。売却する年の1月1日時点で所有期間が5年以下の場合、「短期譲渡所得」となり、所得税と住民税の合計は39.63%と高額になります。しかし、所有期間が5年を超えると「長期譲渡所得」となり、税率は20.315%に下がります。約2倍の差があるため、売却のタイミングには注意が必要です。

築5年〜10年のマンションは需要が高く、比較的良い条件で売却しやすいですが、税金面を考慮しながら最適なタイミングで売ることが重要です。

● 築10年〜20年:リフォーム次第で売却しやすい

築10年以上のマンションは、リフォームやリノベーションを検討する買い手が増えるため、売却のチャンスが広がる時期です。特に、リフォーム済みの物件は高値で売れやすい傾向にあります。さらに、管理状態が良いマンションであれば、築20年でも適正価格で売却できる可能性があります。

また、築11〜20年のマンションを売却する際は、大規模修繕が完了したタイミングも重要です。国土交通省の長期修繕計画作成ガイドラインによると、築12〜15年あたりで大規模修繕を行うケースが多いとされています。大規模修繕によって、マンションの共用部分の設備が修繕され、外観もきれいになるため、買い手の印象が良くなり、売れやすくなるメリットがあります。

一方で、大規模修繕工事が近づくと、修繕積立金の値上がりが予想されるため、買い手が付きにくくなることもあります。そのため、マンションの修繕計画を事前に確認し、売却のタイミングを見極めることが重要です。

築10年〜20年のマンションは、リフォームや修繕状況を考慮することで、より高値で売却しやすくなるため、計画的に準備を進めましょう。

● 築21年〜30年:価格は下がるが売却の工夫でチャンスあり

築21〜30年のマンションは、建物の老朽化住宅ローン減税の適用外になることなどの影響で、価格が下がる傾向にあります。しかし、リノベーションを前提に購入を検討する人も多く、需要は一定数存在します。

特に、ハウスクリーニングや部分的なリフォームを施すことで、売却の成功率を上げることが可能です。リフォーム費用をかけるのが難しい場合は、売り出し価格を適正に設定することで、スムーズな成約につながることもあります。

また、築20年を超えたマンションは、過去に大規模修繕が行われていることが多いため、修繕履歴を買主に提示すると信頼性が増し、売却しやすくなるでしょう。

● 築31年以上:管理状態がカギ!売却のポイントを押さえよう

築31年以上のマンションは、価格が大幅に下がる傾向にありますが、管理状態が良ければ売却の可能性は十分あります。

この築年数では、2回目の大規模修繕が実施されることが多く、修繕積立金の増額が買主の懸念材料になることがあります。そのため、修繕計画の状況や積立金の残高を確認し、十分な積立がある場合は売却時にアピールすると良いでしょう。

また、築30年以上のマンションはリノベーション向き物件としての需要が高まりつつあるため、リノベーションの可能性を提示することで、購入希望者の関心を引くことができます

築31年以上のマンションでも、管理状況やリノベーションの提案次第で売却のチャンスは広がるため、適切なアピールポイントを押さえて売却を進めましょう。

マンションを高く売るための戦略!売却前にやるべきこと

マンションをできるだけ高く売却するためには、事前の準備がとても重要です。売却前にしっかりと対策をすることで、買い手の印象を良くし、希望に近い価格で売れる可能性が高まります。以下のポイントを押さえて、スムーズな売却を目指しましょう。

室内をきれいにして第一印象をアップ

内覧時に第一印象はとても重要です。

  • 不要な家具や荷物を片付け、部屋を広く見せる
  • ハウスクリーニングを依頼して、水回りや壁の汚れをキレイにする
  • カーテンを開けて明るい雰囲気を演出する

特にキッチンや浴室などの水回りは清潔感が大切なので、重点的にチェックしましょう。

必要に応じてリフォームや修繕を検討

築年数が経過しているマンションでは、リフォームや修繕を行うことで価値が上がる可能性があります。

  • 壁紙の張り替えや床の補修で、部屋の印象を良くする
  • 古い設備(エアコン、給湯器など)がある場合は、修理・交換を検討

ただし、大規模なリフォームはコストがかかるため、費用対効果を考えて実施しましょう。

価格設定は市場をチェックして適正に

マンションの売却価格は、相場より高すぎても売れにくく、安すぎても損をするため、慎重に決める必要があります。

  • 近隣の類似物件の売却価格を調べる
  • 不動産会社の査定を複数受けて、適正な価格を見極める

市場の動向や売却の目的に応じて、戦略的に価格設定をしましょう。

余裕をもったスケジュールで売却を進める

売却を急ぐと、価格交渉で不利になりやすいため、余裕をもったスケジュールを立てましょう。

  • 市場のタイミング(需要が高まる春・秋など)を考慮する
  • 内覧や契約のスケジュールを事前に調整する

マンションを高く売却するには、室内の清掃・修繕、適正な価格設定がカギとなります。事前の準備をしっかり行い、最適なタイミングで売り出すことで、スムーズな売却と価格アップを実現できるでしょう。

マンション売却で損しないための注意点!税金・諸費用を把握しよう

マンションを売却する際には、税金や諸費用を事前に把握しておくことが重要です。売却価格が決まっても、手元に残る金額は税金や手数料を差し引いた後の金額になるため、思わぬ出費で損をしないよう注意しましょう。

譲渡所得税に注意!売却益が出た場合の税金とは?

マンションを売却して利益(譲渡所得)が出た場合、譲渡所得税がかかります。税率は、所有期間によって大きく異なります。

  • 短期譲渡所得(所有期間5年以下):税率 39.63%(所得税30.63%+住民税9%)
  • 長期譲渡所得(所有期間5年超):税率 20.315%(所得税15.315%+住民税5%)

売却時の税負担を抑えるためには、5年以上所有した後に売ることを検討するとよいでしょう。

売却時にかかる諸費用の内訳

マンションを売却する際には、以下のような諸費用が発生します。

  • 仲介手数料:不動産会社を通じて売却した場合、売却価格の3%+6万円+消費税(400万円以上の物件)
  • 抵当権抹消費用:住宅ローンが残っている場合、1,000円~2,000円程度
  • 測量費・登記費用:登記変更が必要な場合に発生
  • 引越し費用:住み替えをする場合は引越し費用も考慮

これらを事前に計算し、売却後の手取り額をしっかり確認しておきましょう。

節税できる特例を活用しよう

マンション売却時には、一定の条件を満たすと税金が軽減される特例があります。

  • 3,000万円特別控除:居住用マンションを売却する際、最大3,000万円までの譲渡所得が非課税
  • 10年超所有の軽減税率:所有期間が10年を超えると、譲渡所得税の税率がさらに低くなる
  • 買い替え特例:売却後に別の不動産を購入する場合、売却益にかかる税金を繰り延べできる

これらの特例を適用できるかどうか、不動産会社や税理士に相談するとよいでしょう。

マンション売却時は、税金や諸費用を把握し、売却後に手元に残る金額を計算することが大切です。特に譲渡所得税の負担を抑えるための所有期間や特例の活用を考えながら、最適な売却タイミングを見極めましょう。

こんな場合はどうする?マンション売却のよくある悩みと解決策

マンションを売却する際には、さまざまな悩みが出てくるものです。特に「なかなか売れない」「ローンが残っている」「住み替え先が決まっていない」などのケースでは、どのように対応すればよいか迷うこともあるでしょう。ここでは、よくある悩みとその解決策を紹介します。

1.売却がなかなか決まらない

マンションが売れない理由には、価格設定の問題・市場の需要・物件の魅力などが関係しています。

  • 周辺の相場と比較し、価格を適正に見直す
  • 内覧時の印象を良くするために、ハウスクリーニングや簡単なリフォームを実施する
  • ターゲット層に合った売却戦略を不動産会社と相談する

2.住宅ローンが残っている

住宅ローンが残っている状態でも売却は可能ですが、残債をどうするかが重要です。

  • 売却価格でローンを完済できる場合は、売却後に残債を一括返済する
  • 完済できない場合は、住み替えローンの利用や自己資金での補填を検討する
  • 任意売却という選択肢もあるが、金融機関との交渉が必要

3.住み替え先が決まっていない

マンションを売却してから新居を探すのか、それとも新居を先に購入するのか迷う人も多いです。

  • 資金計画に余裕があるなら、新居購入→売却の順番がスムーズ
  • 先に売却する場合は、仮住まいの準備や引き渡し時期の調整を不動産会社と相談する
  • 「買取保証付き仲介」などのサービスを利用し、万が一売れなかったときのリスクを減らす

4.住みながら売却したい

住みながら売却する場合、内覧対応などが負担になることがあります。

  • 内覧のスケジュールを調整し、生活に支障が出ないようにする
  • 部屋をスッキリさせ、第一印象を良くするために最低限の片付けをする

5.売却時の税金や諸費用が不安

売却時には譲渡所得税や仲介手数料など、さまざまな費用がかかります。

  • 「3000万円特別控除」などの税制優遇を活用する
  • 売却益が出る場合は、確定申告を忘れずに行う
  • 売却にかかる諸費用を事前に確認し、資金計画をしっかり立てる

マンション売却にはさまざまな悩みがつきものですが、それぞれのケースに適した対策を講じることで、スムーズに進めることができます。もし不安な点があれば、不動産のプロに相談することをおすすめします。

マンション売却の流れと期間の目安!スムーズに売るコツとは?

マンションを売却するには、いくつかのステップを踏む必要があります。売却の流れを把握し、スムーズに進めるためのポイントを押さえておきましょう。

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① 売却の目的を明確にする(1週間)

まずは「できるだけ高く売りたい」のか、「早く売りたい」のか、目的を明確にしましょう。これにより、価格設定や売却戦略が変わります。

② 相場を調べ、売却価格を決める(1~2週間)

マンションの相場価格を把握するために、不動産会社の無料査定を活用しましょう。査定価格をもとに、売却価格を決めます。

③ 不動産会社と契約し、売り出す(1週間)

動産会社と媒介契約を結び、売却活動をスタートします。信頼できる会社を選ぶことが大切です。

④ 内覧対応と交渉(1〜3ヶ月)

購入希望者が現れたら、内覧対応を行います。清掃や整理整頓をして、第一印象を良くすることがポイントです。価格交渉が入ることもあるため、売却価格の最低ラインを事前に決めておきましょう。

⑤ 売買契約を結ぶ(1〜2週間)

買主が決まったら、売買契約を締結します。手付金の受け取りや契約書の確認を慎重に行いましょう。

⑥ 引き渡しと決済(1ヶ月)

住宅ローンの残債がある場合は、金融機関との手続きが必要です。決済が完了すれば、マンションの鍵を買主へ引き渡します。

マンション売却には平均3~6ヶ月ほどかかるのが一般的ですが、準備次第で期間を短縮することも可能です。計画的に進めて、希望通りの売却を目指しましょう!

マンション売却の成功事例!実際のケースを紹介

マンションを売却する際、「本当に希望価格で売れるのか?」 「売却までにどれくらいの時間がかかるのか?」 といった不安を抱える方は多いでしょう。ここでは、実際にマンションを売却した方の事例を紹介し、成功のポイントや工夫した点 について解説します。

築15年のマンションを高値で売却したケース

【状況】
・駅徒歩5分、築15年の3LDKマンション
・当初の売却希望価格よりも高く売りたいと考えていた

【成功のポイント】

  • リフォームを実施せず、ハウスクリーニングと内覧対策に注力
  • 市場価格よりやや高めの価格でスタートし、反響を見ながら調整
  • 近隣の成約事例を参考に適正な価格設定を行った

結果として、希望価格より150万円高い価格 で売却が成立しました。

築25年のマンションをスムーズに売却したケース

【状況】
・築25年の2LDKマンション
・住み替えのため、できるだけ早く売却したい

【成功のポイント】

  • 築年数が経過していたため、リノベーション向け物件として売却
  • 事前に修繕積立金の状況を整理し、管理状況をアピール
  • 最も適切な戦略で売却活動を開始

結果として、3カ月以内に買い手が見つかり、スムーズに成約 しました。

まとめ

マンションを売却するタイミングは、市場の動向や金利、築年数などさまざまな要因によって大きく左右されます。特に2025年は、不動産価格の高止まりや金利上昇のリスクを考えると、売却を検討する絶好の機会といえるでしょう。

「できるだけ高く売りたい」「今が売り時か迷っている」「売却の流れが分からない」という方は、大阪市中央区の不動産会社株式会社7ARC(セブンアーク)までお気軽にご相談ください。

お客様の状況に合わせた最適な売却プランをご提案いたします。売却価格の無料査定から販売戦略のアドバイスまで、経験豊富なスタッフがしっかりサポートいたします。

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